配線入換え工事
2021年11月9日〔カテゴリ:電気工事〕
数年に渡って夏になると漏電に悩まされているお客様がいて、複数考えられる要因を消去法的に潰してきたのですが、そのうちに夏が終わり症状が発生しなくなり、翌年に持ち越しになってしまっていました。
結局来年も同じことの繰り返しで埒が明かず、入居者からのクレームもあったようなので、問題となる配線と器具の入換えを行うことになりました。
天井に埋め込まれている照明器具、夏の間常時稼働するエアコン、倉庫として天井付近までの商品類、またエアコンの配管不備による漏水、湿度、などが原因として考えられるのですが、お客様への説明は難しい。
温度差による結露を発生させない事、エアコンの漏水の影響を受けない事を重視して天井面を塞いでしまい、照明器具を直付けにしました。
配線はすべて新しくしました。天井内での結線を行わずに配電盤付近の壁上にボックスを設けて電源とスイッチの回路の結線を行いました。この作業によって照明器具、配線関係の結線部分が結露と漏水から完全に切り離されなことになります。仮に漏電が発生しても原因の特定が確実で責任の持てるものとなりました。
このようなケースでは説明が難しく、お客様も様々な人から情報を得るため余計に混乱してしまいます。ご要望通り消去法的な作業を繰り返していると不信を招く事になります。
電力計の移動
2020年12月10日〔カテゴリ:電気工事〕
当店の店舗は昭和42年から使用しています。電力計とブレーカーの収納箱がお隣との狭い境界にあるためメンテナンスに不自由を感じていましたが、なかなか自社の施工には踏み切れないものです。壁面の劣化とともに漏水の恐れもあり、思い切ってメーターの移動と壁面補修を行うことにしました。
メーターの移動は東電への申請と引き込み工事も伴うためなかなか面倒です。
外部の電線は電灯、動力ともに新設することになります。
お客様の作業の合間を縫って行うため、1ヶ月以上の時間をかけましたが常識的な位置に必要な計器類が収まりました。
面倒だと思う仕事は思い切ってやってしまうことが肝心ですね。
水銀灯交換
2020年12月7日〔カテゴリ:電気工事〕
自動車展示場の外灯交換を行いました。
展示場が広く、自動車が隙間なく展示されているので展示車の移動をお願いしながらの施工です。
作業には高所作業車を手配しました。本数が多いので水銀灯は歯抜けのように切れた状態が続いていて、今回20本弱の交換作業となりました。
LEDであればこのようなメンテナンスは必要なくなりますが、すべてをLED化するには大変費用のかかる話になってしまいますね。いずれ水銀灯も電球や蛍光灯同様無くなる可能性があるので対策が必要です。まずはある程度の本数在庫しておく方が賢明かもしれません。
電力計の移動
2020年11月16日〔カテゴリ:電気工事〕
当店の電力計やブレーカー類は北面にあって、以前から何とかしなくてはならないと思ってしました。
写真のように隣と隣接していて隙間がほとんどなく、度々お隣の敷地を使用して操作していたので、大変ご迷惑だったと思います。
メーターの移動は配線の張替えなど手間がかかり、当店の場合は足場も必要になります。外壁の老朽化の補修が必要になり、合わせてメーター類の移動も行うことを計画しました。
当然お客様の仕事が最優先なので、合間を縫って時間を作りました。これまでの北面から、ひたちなか文化会館側の道路に面した東面への移動が完了しました。
ブレーカー類も老朽化したので収納ボックスごと一新しました。これで停電や検査の時もお隣や検査の方々にご迷惑をかけることも無くなります。
メーターの移動と検査は東電パワーグリットが行います。
実際に作業を行うまでに、図面を作り申請して日程を調整するので相当手間がかかります。
引込線の接続は高所作業車で行います。
これで、もう使用しない古い配線類を撤去すれば全部完了となります。
電気ストーブについて
2020年2月28日〔カテゴリ:電気工事〕
冬になると、電気ストーブを使用されている高齢のお客様から「コンセントが焦げた」というご相談をいただきます。
注意していただきたいことが2つあり、矢印のようにコンセントの差し込み部分が緩くなっていないか点検していただく必要があります。接触が甘くなると発熱発火につながります。使用頻度が高くて古いものは更新しましょう。
あと一つ、多いのがストーブの電源が入ったままコードをコンセントから引き抜くケース。これも接触部分の劣化につながります。ご高齢の一人暮らし世帯が身内におられたら点検してみてください。
エアコンの撤去工事
2019年3月14日〔カテゴリ:電気工事〕
県立高校でエアコンの撤去工事を受注しました。
今回はパソコン室のエアコンで、室外機3台室内機5台。
ガスの回収だけでも、仕様機器の搬入般移出、電源の確保など1日かかります。
他社の工事も進行していたので、50メートル近く離れた場所に移動しなくてはクレーンが使用出来ず誤算でした。2人では無理なので取引先営業マンの手を借り、クレーン搬出ポイントまで移動しました。
いつも思うのですが、人力だけの作業は限界がありますね。
撤去した室内機の開口部をジプトンで塞ぎます。
補修が完了した様子です。
この後、フロン破壊処理、廃棄物処理とそのマニフェスト提出、工事写真、請求書類の提出などを行い、完了しました。
養生
2017年10月23日〔カテゴリ:電気工事〕
ひたちなか市内のO歯科医院様で空調機器入換えのご依頼をいただきました。
このような現場では作業後の清掃が困難なので養生(建築関係の用語です)
を行う事になります。
これも内容によっては費用が嵩むので工夫します。
診療関連の機材はご了解の上、セミダブルサイズのシーツ、壁面の収納棚は農業用のマルチシートを使用しています。これだけでも作業前に1時間弱、後の清掃とお客様の事情を考慮すれば外せない作業です。
県立那珂湊高校のエアコン修理
2017年7月14日〔カテゴリ:電気工事〕
県立那珂湊高校のエアコン工事を行ないました。
二台まとめての修理で、片方は小動物侵入による基板交換。
あと一台はフロンガス再封入と耐圧試験です。
写真のフロンガス、フロン22は間もなく世界的に製造禁止となるため、今後ガス漏れしても修理は出来なくなります。
まだ、稼動しているエアコンはかなりあり、公共施設では計画的に入換えとなるでしょう。大手空調メーカーはそのあたりを見越しているのではないでしょうか。
耐圧試験中の様子です。配管に漏れがないかフロンガスを封入する前に確認します。
業務用エアコンの施工に於いては当たり前のフロンガス取扱いですが、当たり前の作業に対して規制が施行されます。
ところが、フロンガス放出がかなり多い家庭用エアコンは対象外なのです。このあたりはどうなのでしょう。
全自洗の修理
2017年7月10日〔カテゴリ:電気工事〕
全自動洗濯機の修理を、茨城県立海洋高校で行ないました。
とくに難しい仕事ではないのですが、不注意からご迷惑をお掛けしました。
よく見れば分かるはずなのですが、排水設備のない教室窓辺に設置してあります。排水ホースは壁に開けた穴に差し込んであるだけ。差込が甘く、教室が水浸しです。慌ててモップをかき集め事無きを得ましたが、大反省ですね。油断は禁物です。
海洋高校
2017年5月24日〔カテゴリ:電気工事〕
茨城県立海洋高校のエアコンを修理しました。
基板とモーターの交換という単純な作業なのですが、作業が本日2回目なのです。
なぜかというと、写真のプロペラがモーターから外れなかったため、です。まだ新しくて腐食もないため、プロペラの予算は考慮しなかったのですが、失敗です。
周辺の環境を考えれば、グラウンドのすぐ後ろに漁港があるわけですからね。
もったいない、何とかなるのでは、といった考えは、お客様の迷惑になってしまいます。反省しなくてはなりません。