20年程度使用したレンジフード換気扇が壊れたため入れ替え工事を行いました。レンジフード換気扇はアルミのフレキシブルダクトで送風するため既設の開口位置を確認する必要があります。

既設開口位置は寸法図をメーカーから取り寄せて確認するのですが、古い機種と現在販売されている各メーカーの機種の開口位置で適合するものが無いので困りました。そうなると直径15センチの穴を開け直さなくてはならないのでお客様も嫌なのではないでしょうか。写真の赤の部分がマニュアル通りの位置。その下の青の部分が使えるのではないでしょうか。

メーカーのタカラスタンダードに問い合わせたところマニュアルと違うけれど大丈夫と思う、という確認をしたうえで商品を先行して取り寄せました。現物を確認して配管部品を借り接続すると問題ないことが分かったので設置を行いました。青矢印の部分が図面の青のスペースです。

表から見えない部分の現場調整はマニュアルだけで判断せずに少し考えないとダメですね。それにメーカーと作業者の協力が必要です。余計な穴を開けずに済んでお客様にも喜んでいただき、その分費用も安くて済みました。