2014-01-17
事業用太陽光発電システム
10kW以上の太陽光発電システムは事業用に分類されて、東電の固定価格での買取り期間が20年の長期契約が可能なため、投資として安全で確実なものとなります。
全量買取において、自家使用分は考慮しないため初期投資を低く抑えることが大切になります。写真のような屋根への設置はコストが低く抑えられるため最も有利です。
設置においては様々な工法が開発されています。
今回の施工はM6のステンレスボルトで屋根材に金具を固定する方法で行っています。
20年の長期間安定した運用を行うためには、落雷、降雹、台風などによる、設備または屋根自体の破損、設備自体の故障と破損がリスクとなります。
このあたりは火災保険を見直すことでカバーすることが可能です。現状、メンテナンス契約などでコストをかける事はあまり意味がないと思います。
175ワットの多結晶モジュールを60枚設置しました。
総出力は10.5キロワットとなります。
このパネルは家庭用としてよく使用するものですが、現在は単結晶モジュールで200ワット以上のパネルが多数ある中でなぜこれを使用するのでしょうか。
多結晶モジュールは長期にわたって生産されているため、製品としての安定性がはっきりしている事、また人気の単結晶のものと比較して価格が安く提供できること、国内で製造されているものであること、がこのモジュールを使用する理由です。
十分なスペースがあり、初期投資を考慮したうえで、長期間使用する設備としては良い選択だと思います。
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