敷地が広く門や駐車場までの距離があり、夏は雑草だらけになり冬は霜柱でぬかるんでしまうので、通路になる場所をコンクリートにしたいというご相談がありました。

ご希望通りの箇所は相当広くなり費用がかかるので、通路となる部分のみに限定して予算内に収まるよう検討しました。

このようにコンクリートにした場合、雨によって水溜りが出来ないようにしなくてはなりません。実際に今回の施工では雨樋の排水桝が詰まっていて機能していないので、一部庭に放流するご了解を射たたいています。

施工にあたっては予算に限りがある事、スロープや手摺がないことなどから、施工は大工と左官に依頼しました。したがって若干の手作り感が出てしまうこともご了解いただきました。

レンガの目地は、初期の目地加工が直線にならず見た目が悪いので切り直してレンガを入れることで再加工したものです。

部分的な目地の補修では統一感が出ないので、失敗していない箇所も全体的に加工し直しました。かえって見た目が良くなりお客様には喜んでいただけました。

門から玄関までのアプローチも敷石で不安定だったところ直線で平坦に、また多少幅も広くしたため歩きやすく安全になりました。