ひたちなか市にお住いのM様から台所と和室をリフォームしたい、というご相談をいただきました。。築30年以上経過した台所は徐々に家具類が増えて使い勝手も悪く、ご高齢のお母様が歩き易いようにする必要があるとの事でした。

現状Ｌ型の流し台に冷蔵庫と棚が並べてあり、ダイニングテーブルを囲むようにコの字型の形状をしています。そこで使用しない勝手口を塞いで床スペースを広げてそこに冷蔵庫を設置してＩ型のシステムキッチンにするご提案をしました。

横一列のレイアウトにする事でスペースに0.5坪の余裕が生まれたことになります。さらに不要な食器棚を処分したことも加えると1坪の余裕になります。8畳のスペースですから2割以上の余裕増となります。これでダイニングテーブル周りに導線の自由度が生じるはずです。

レイアウトの変更には給排水の工事も伴うので床も新しいフローリングにしました。またコンセント類は熱器具の位置に合わせ、さらに電力に余裕を持たせる必要があります。ジャー釜や電子レンジ、オーブントースター、ポットのために2回路増設しました。

システムキッチンはタカラスタンダードをお勧めしました。タカラは提案から施工までの質が高く、M様は水戸のショールームに数回通いながらシステムキッチンを選定され、たいへん満足度の高いものとなりました