2025-02-11
ベランダの補修工事

ひたちなか市のお住いのI様からベランダの排水が下部から漏れている、というご相談をいただきました。樋の受けが外れているだけと思ったら下地が造られておらず、その加工のために板を外したら内側が腐食していました。ベランダの排水パイプから漏れていて、下地が無いのと排水パイプの加工状況から考えて施工に不備があると考えられ、2ヶ所ある排水も含めてベランダは全面補修した方が良い、という事になりました。

ベランダが抜けるような状況ではないため、下部は樋を取付けるための下地となる木材を取付けます。

ベランダは防水のためにFRPを塗布することにしました。そのために現状のベランダの面上に合板を取付けます。

排水面も含めてFRPを塗布しました。これは小型船で使用するものと同じものです。

ベランダ下部に樋を取付けて完了しました。築年数が30年程度経過した住宅は思わぬところから漏水している場合があるります。樋の補修で簡単に済むと思いましたが内部を開けて点検できたので幸いでした。漏水の跡が確認できた場合は要注意ですね。
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