ひたちなか市で会社を経営するО様から引込ポールの不備を東電の点検で指摘された、と相談がありました。お伺いしてみると引込ポールは結構傾いていて建て直しが必要な状態でした。

念のため補助の単管ﾊﾟｲﾌﾟを設置して配線工事の予算を検討します。建て直しといっても簡単ではなく、電線は交換が必要になります。この建物はいつも会社事務所として使用しているため電源を切ることが出来ません。そのため工程も考慮しなくてはなりません。

このように屋外に引込ポールを設置する場合、通常ポール長の1/6を埋設しなくてはならないのですが、それだけだと地面の状態によっては不安です。地面に差し込むだけでなく根枷やコンクリート根巻きなどの処置した方がいいですね。

古い電線を撤去して新しい引込ポールに新しい電線を引込みます。ポールで電源を引き込んでいる場合はこのようなリスクがあるので施工については考慮してもらった方がいいと思います。この工事の停電はこの切り換え時だけ３０分程度です。土曜日の休業時に行いました。