最近レンジフード換気扇交換のご依頼が多くなってきました。ひたちなか市にお住いのМ様のお住まいは築４０年近くが経過して住宅設備の劣化が続くようになりました。今回は換気扇が壊れたのでご相談をいただきました。

当時のシステムキッチンに設置した換気扇はフードが付いていても中には普通のプロペラ換気扇が付いていて油で汚れても、取付位置も高いので掃除が危険です。写真は施工にあたり埃が出るので養生をしたところです。

既設のフードを撤去したところです。フードの内側は写真のようにクロスもタイルも貼っていない場合が殆どです。このような粗が隠れるように、また粗が出てしまう場合は補修前提で設置工事を計画しなくてはなりません。図面をよく見て計画する必要がありますね。

現在のレンジフード換気扇はプロペラファンではなくシロッコファンといって吸い上げて横方向に押し出す仕組みになっています。換気扇取付穴を使用して150mmのダクトで配管します。

高さを天井面から700ｍｍ(幕板50㎜除く)にしました。レンジフード換気扇はタカラスタンダードのシステムキッチン用でVRAT602を選定しました。

奥様の手の届くところにホーロー整流板があり、フィルターがなくてもここを水拭きで軽く清掃するだけで日常の掃除は済んでしまうので大変便利です。その他も油汚れしやすい箇所は殆どホーローなのでこれまでのように汚れても放置したり市販のフィルターを張り付けたりする必要がありません。スイッチも手の届く高さとなり大変ご満足いただけました。