有限会社 小川電機
茨城県ひたちなか市のでんき屋さん
2019-12-16

今年の夏

今年はWindowsのサポートが停止するので会社のパソコンを入換えました。高機能化してもアナログ人間なので、最新モデルにもかかららず、とくに写真画像の扱いで手間取りました。

様々な方に迷惑をかけながら漸くパソコンの取扱いが出来るようになったので、この夏に紹介しようとして撮影したものを記事にしてみました。

冬の間スキーの練習で通う南会津は用事がなければわざわざ行かないので、知らない場所が結構あります。地図を見るとなぜかそそられる地域があったので出かけてみました。

福島県の田島から400号線を新潟方面へ峠を越えると、特に観光地でもない、昭和村があります。ここを中心とする地域は昭和時代を色濃く残していて興味深いものがありました。

周辺を山で囲まれ観光資源も産業もない地域のためか平成以前の建物が今でも当たり前に残っています。国道沿いの木造校舎があったので見学しました。昭和60年代まで使用していた校舎を改修したそうです。役場の事務所が入っていて、親切に案内していただきました。

案内していただいた役場の方はここの卒業生で、この階段で遊んだことや卒業制作のこと、先生のことなどを聞かせていただき、子供がいた当時の雰囲気を感じることができました。

地方創生とは聞きますが、やはり若い人は仕事や進学で都市部に向かう傾向は変わらないでしょう。地方に仕事があって子供がいて地域が成り立つということが望ましいのかもしれませんが、時代は逆戻りしそうにありません。

この校舎は映画のロケで使用されたことがあるそうです。
昭和時代の木造校舎を丁寧に改修したのは貴重だと思います。十分観光資源になるのにもったいないですね。

この校舎は「旧喰丸小学校」といい、木の机や教科書、黒板や教室、オルガンなどもそのままにしてあり、昭和時代の懐かしさを感じたい人にはお勧めです。

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