2017-03-15
防水バン交換工事
防水パンは排水口付いている洗濯機置き台の事です。最近の住宅では省略されていますが、2階に設置する場合またはマンションなどでは必ず取付けなくてはなりません。
防水パンのサイズがかなり小さいので、一般的なドラム洗濯機を設置すると排水口上部に本体の脚がかかってしまい異音や振動が気になるので交換できないか、というご依頼をいただきました。
設置場所に充分なスペースがあるので、横幅が20センチ広いパナソニック純正品を選択しました。
既設の防水パンを撤去して床下を確認したところ鉄骨などの構造物が障害となりは排水口の位置と配管に問題がある事がが分かりました。
検討の結果、配管経路を変更して勾配を確保するために樹脂パイプで配管し直すことになりました。
排水口の位置は予定の反対でご了解いただき、配管が完了しました。本来は蛇腹のフレキシブルポスで配管接続するのですが、鉄骨などの障害があるため勾配が取れないので写真のような配管となりました。
床を補修した上でビニールクロスを敷設しました。
防水パンを設置して新しいドラム洗濯機を取付けました。
写真では分かりませんが、本体左側の排水口には充分な余裕が出来たため、排水口の清掃なども簡単に行なえます。
振動も発生せず、お客様にはご満足いただく事ができました。
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