有限会社 小川電機
茨城県ひたちなか市のでんき屋さん
2015-03-11

セメント瓦の交換①

住宅塗装工事において、屋根がセメント瓦などで塗装が必要な場合、塗装工事は面積で費用が決定するために、かなり割高になります。
長期的には塗装を繰り返すことになり、先々のことを考えれば塗装の必要がない瓦にしておく方が良いのではないかと思うのです。

一時的には瓦の交換のほうが費用がかかりますが、高齢になってから塗装のたびに何十万円も余分な出費をすることを考えれば、今やっておいたほうが良いのでは?と思います。

築後、屋根は一度も塗装していないそうです。
写真では分かりませんが劣化が進み、ズレやひび割れが確認できました。塗装の場合、予備瓦がないときはコーキングなどで防水しての塗装となってしまうため、中途半端なものとなってしまうのです。

瓦を撤去した様子です。
下地は「ルーフィング」と呼ばれる防水シートで、このシートの下は「野地板」と呼ばれる合板(屋根板)です。

古いルーフィングの上に新しいものを重ね張りします。

近くで見るとルーフィングは結構劣化しています。このあたりを考慮しても塗装よりは長期的にご安心いただけるのではないかと思います。

セメント瓦の交換②に続く

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