2014-03-06
K様の太陽光発電システム
ひたちなか市のK様は、現状で居住していないため電力使用量がほとんどない住宅にソーラーシステムを設置してみたいと、ご依頼いただきました。
屋根面は南東向き、震災で屋根を改修して間もないため機器類の設置条件として問題ありませんでした。
この「支持瓦」を使用した工法で設置を行う場合、瓦かその下地が痛んでいると長期的に支障が出ることになります。
今回ご提案したシステムは5.25kwで175W多結晶モジュールを30枚使用しました。
パワーコンディショナーは4.5kWです。カタログ上は20パーセント以上のロスがあることになっていてますが、機器の価格が低く抑えられたので4.5kWのものにして逆にピークロスに対して有効になるような設定にしました。
屋根にあと10枚パネルを設置するスペースがあれば高効率パネルを使用して10kwの事業用システムにすることもできましたね。
パネルを下から見た様子です。雨水はこの樋状の部分を伝って流れます。
水の流れる部分は完全に一体化した金具(瓦の形をした部分)「支持瓦」であるため、屋根さえしっかりしていれば漏水の心配は全くありません。
そのためにも、瓦と下地がしっかりしていることが前提です。
そのあたりをお客様にご理解いただく必要があります。
屋根の改修と合わせての施工が必要になる場合があるのです。
順調に行けば年間18万円~20万円程度の売電収入が見込まれます。
10年ほどで機器類の初期投資の回収が完了するはずです。
自家発電装置つきのセカンドハウスになりました。
発電の結果が楽しみですね。
関連記事