有限会社 小川電機
茨城県ひたちなか市のでんき屋さん
2020-11-04

介護リフォーム (その1)

ご高齢になると拘りがあるのでしょうか、なかなかお子様の意見が受け入れられないものです。
ひたちなか市にお住いのO様の実家で、一人暮らしのお母様は樹木の剪定を拒み続けたので写真のように道路にはみ出してしまいました。

そんな中、お母様は怪我をしてしまいました。
外部同様家の中も捨てられない荷物が通行の支障になっていて、おそらく躓いたのでしょう。高齢者に多い圧迫骨折で、しばらく入院生活となりました。

O様はお母様の自宅での生活を支援する必要があり、介護リフォームを行うことになりました。最初の工程は樹木の伐採、剪定と同時に駐車スペースを確保することをご提案しました。また今後、介助者が必要になる場合に備えた導線確保を行う必要があります。

不要な構築物、物置などをすべて撤去して駐車スペースを確保します。写真の波板も破損状態で放置されていて、それでも手を付けられないのでご家族の方々は困っていましたが、この機会にすべて片付けてしまうことになりました。

物置と構築物を撤去することで縦列2台分のスペースが現れました。手前の屋根は補強して残します。通路幅も十分なので、今後デイサービスなどへ通所する場合など雨が降ってもスムーズに車の乗り降りができるはずです。

お母様は樹木を伐採することに抵抗をお持ちなのですが、ご家族と話し合いを進めながら十分な剪定を行いました。何年振りかで普通になったと喜んでいただきました。これで車の通行への支障も無くなると思われます。

関連記事