有限会社 小川電機
茨城県ひたちなか市のでんき屋さん
2022-10-09

スロープの手摺(てすり)設置

設置が完了したスロープに手摺を取り付けることになりました。ご依頼いただいたH様は膝と腰を痛めており、段差差があると動きにくく転倒のリスクもあるので、勝手口から駐車スペースへの導線にスロープを設置して負荷を軽減出来るものとしました。

手摺はアンカーボルトによる固定を考えていましたが、仮設置してみたらグラグラするので、設置方法を変更してコア抜きを行い、コンクリートによる固定としました。

手摺を支えとして体の機能維持を継続したいので、しっかりした支えとなる必要があります。そのため支柱の本数を多めに設定しています。また横幅を1500mと十分に確保したので左右に手摺を設置しても余裕があります。

コンクリートを写真のようにコア抜きします。これだけでもかなりの作業なので、ボルトで付けるケースも多いのですが、メーカーによっては強度不足でグラグラするものがあるので注意が必要です。出来上がる前に仮付けしてもらい、それを確認する必要があるのです。

支柱をコア抜き下穴に挿入して高さを調整します。この穴にコンクリートを流し込んで支柱を固定します。

コンクリートを流し込む前の調整と固定のために角材で養生しています。スロープの全体像が見えてきました。ある程度予算をかけた手摺とスロープでしたが介助スペースも十分確保されて、体の状況に合わせて応用が利く理想的なものとなりました。

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