2025-04-01
蓄電池工事

ひたちなか市にお住いのT様にご依頼いただいた蓄電池工事のご紹介をします。商品選定とお見積りに合わせて行わなくてはならない大切な作業が現地調査です。最初にご希望の蓄電池と既設の太陽光発電パワーコンディショナーの整合を確認しなくてはなりません。

蓄電池の内部機器(室内設置)と外部本体(蓄電池本体)の設置場所と配線の取り回しについて確認します。配線に先立って点検口などを設置しておく必要があるかどうか、どこを配線経路とするかを施工前に決めておく必要があります。

蓄電池の設置は必ずコンクリート基礎を作ります。位置については南面と西面は避けて邪魔にならない場所を探す必要があります。それによって配線経路が決まり配線の長さが決まります。

基礎工事は周辺のアスファルトを斫って型枠を設置、砕石とワイヤーメッシュで施工後コンクリートを打設します。

事前に計画した経路に配線工事を行うことが出来ました。本設工事をスムーズに行うためには事前の計画と準備作業が大切になります。それを等閑にして人任せにすると本設工事で混乱することになります。結果としてお客様にご迷惑をかけることになるのです。

軽量鉄骨住宅などの場合、配線経路については予定通り施工できない時の代案も検討してお客様に事前にご了解頂いておかなくてはなりません。例えば、天井内に配線不能の場合収納スペース内に配線ダクトを設置可能か、などです。この辺りは電気工事の経験がないと計画は難しいかもしれませんね。
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