有限会社 小川電機
茨城県ひたちなか市のでんき屋さん
2023-09-11

蓄電池⑥ ツーバイフォーの配線

北茨城市のK様から蓄電池のご依頼がありました。蓄電池の設置においてはメリットとデメリットをご理解いただくとともに設置後の配線状況のご理解が必要になります。K様とのお打合せで配線機器類の設置場所は青矢印の位置がご希望箇所でした。入口から見えない位置なのでベストな配置だと思います。

通常お客様が想定されるものは屋外機器類の設置状況だと思います。実際はご家庭の電源設備と蓄電池分電盤の接続やリモコンの設置など屋内機器類の設置が必要です。そのために現地調査時にお客様の希望を聞きながら配線を想定する必要があるのです。

K様のお住まいはツーバイフォーのため構造的に写真の壁面へ天井内から配線が出来ません。そこで一部配線ダクトが露出することをご了解いただきました。上手くいかない場合も想定した配線の計画は作業開始後が大変スムースでありお客様にとって想定外の不本意な仕上がりを防ぐことにつながります。

住宅用分電盤をギリギリまでスライドさせ最小限度の配線ダクトの設置でお客様のご希望箇所への設置が完了しました。出来上がると簡単な配線ですがお客様へ必要な機器類の設置個所の制約とご希望箇所の兼ね合い、作業開始後の調整と指示などが必要になります。

洗面室内の希望箇所へ太陽光発電用ブレーカー、住宅分電盤、蓄電池分電盤、リモコン類がご希望箇所に収まりました。なお左上の機器は太陽光発電のパワーコンディショナーです。これは放熱スペースが必要なので周辺にスペースを設ける必要があります。お客様にとって大切な居住空間ですので、どのような機器類を設置する必要があり、どこに設置可能かの見通しをお客様と十分に検討する必要があります。

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